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韓国放浪記   

2008年 02月 04日

博多港から高速船ビートルに乗って揺られること2時間55分、そこはもう異国の地韓国なのだ。船を降りて入国審査・税関を抜けて地下鉄に乗ろうとしたものの、地下鉄の駅がない・・・なるほど、港まで地下鉄が乗り入れしてないのか。
それを理解するや否や、右も左も分からずに港から出て街を歩いてみる、幸先悪いスタートだと思いながらも。すると5分も歩く間もなくSubwayの文字が目に入る。ここでまたもや問題発生。チケットの買い方が分からん。券売機の説明が全部ハングルじゃなぁ・・・と思っていたらENGLISHの文字を発見、すかさずその文字にタッチ。ミッションコンプリート、乗車券を買うことに成功する。
ホテルの最寄りも駅で下車し、あらかじめ準備していた地図を見ながらホテルを目指す。だがガイドに書いてある出口が閉鎖中、困った俺。この時点で激しく鬱になる。どこから見ても韓国に同化している自分を他の人が気にする訳もない。しかしこの国で生きていくには図々しさが必要なのだ。
迷ってみるのも旅の楽しみの一つと自分に言い聞かせ、地上に出て歩き回ってみるとあっけなくホテルを発見。
何故だか全てのことが思いのほかすんなりと進んでいく。心配は杞憂に終わっていく。
ホテルで仮眠をとり旅の疲れを少しばかり癒し、夕方にジャガルチ市場という魚市場にカメラ片手に行ってみる。カルチャーショック。なんだこれは、ありえん。途中で市場でおばさんに腕を掴まれて拉致されそうになる。俺に物を売ろうとしても言葉が分かりませんって!

ホテルに戻りテレビをつけてみる。どうも映りが悪い。映りが悪いながらも何故かしらNHKが入る。その日の相撲の結果を見てみると、朝青龍も白鵬もどちらも勝ったらしい。あまりに映りが悪いのでチャンネルを変えてみるとハングル字幕の日本のポルノが流れている。しかし韓国に来てまでこんなものを見る必要がないので、チャンネルを変えKPOPのチャンネルにする、しかしつまらん。
夜遅くにやっと孤独に満ちあふれた旅から解放される。そう、韓国に住んでいる友達と合流する予定なのだ。待ち合わせの時間に地下鉄の駅に行ってみるものの、一向に来る気配がない。仕方がないので公衆電話で電話をかけてみる。なに20分ぐらい遅れると。
しばし待つこと2−30分、その人はエスカレーターを使ってやってきた。
無事合流したことを祝い、ホテルにてお土産の日本酒で杯を交わす。夜も遅いので就寝。

二日目の朝は早い。寝たのは遅いのだが朝早くに起きる習慣がついているために目覚めが早い。悪いことではないが、疲れはあまり抜けていない。この日の観光の始まりはスターバックスからである。韓国は釜山にもスターバックスは存在する。注文するのはどうしたらよいものかと思ったが、『カフェ・アメリカノ』で通じた。しかしこれはアメリカンコーヒーなのか?エスプレッソショットから入れてるのか?とふと疑問に思った。ここからコーヒーをすすり、眠い目をこすりながら釜山タワーまで歩いていく。歩くと意外と距離がある。タワーに上るのは3600ウォンだかそれぐらい。日本円に直しても400円もしない。非常に安い。日本の観光名所も見習ってもらいたいものである。展望台からは景色を一望できる。都庁のように周りにも高い建物があるということがないので眺めは非常に良い。次は地下鉄を使い梵魚寺というお寺を目指す。地下鉄を降りてから看板を見たら3kmぐらいあるらしい。ここでタクシーに乗り、そこまで行くことにする。タクシーの初乗りは1800ウォン。めちゃくちゃ安い。タクシーの運転手は歩いている人にもホーンを鳴らしまくりる。雀の子そこのけそこのけ御馬が通る、とのごとく。
お寺を見た後はお昼ご飯にすることになる。何を食べるか決められず、歩いて適当に見つけた店にしようということになる。実際に適当に見つけた店に入ってみる。はずれた、くそ寒い日なのに冷麺の店だった。凍えながら冷麺を頬張る、うまいうまいぞ、いかんせん寒いが。
次に目指すのはまたもや珈琲屋。とりあえず前述の某外資系だ。釜山国際大学の地下鉄駅で下車し、歩き回り見つける。次に向かうは美術館。しかし美術館の選択を間違えた、行ったのはコンテンポラリーアートミュージアムだった。全て見てみるものの、興味もわかず美術館を後にする。これから先に向かうのは楽しみにしていた場所の一つの海雲台ビーチだ。夏には人ごみであふれるという、さしずめ韓国の湘南と言ったところか。ビーチをある程度堪能した後は韓国焼酎とプルコギに舌鼓を打つ。
この後花火をコンビニで買ってビーチへ再び戻る。花火と思って買ったのが何故か誕生日用のロウソクだった。残しても仕方ない、ということで砂浜でまとめて火をつけてみる。そうすると誰かが建物からどなってくるわ、笛をピーーっと吹いて威嚇してみる。なんだよ、と思ったら警察だった。慌てて火を消して逃げる。場所を変えて普通の花火を楽しむ。冬の花火もおつなもんだ。花火の後は再び歩いてバーを探す。ジャズバーらしきところを見つけ中に入る。ビールを飲みながら音楽を聴く。流れている音楽はそう、まぎれもない"シンファ"だ。なぜジャズバーでkpopなのだろうか。もはや理解不能である。足早にバーを出てホテルへの帰路につく。ホテルまで地下鉄で一時間近くかかるので遅くなる前に帰ろうということになったからだ。地下鉄の乗り換え時に電車から降りてきた男が"shit"と言って降りていったのは印象的だった。彼は一体全体現代社会の何に不満があるのだろうか?
地下鉄を降り、ホテルそばのコンビニで酒類を大量購入。そして飲み明かし就寝、朝を迎える。
さすがに三日目になると旅の疲れもたまってきている。この日は朝からスタバに行き、マフィンを食べながらコーヒーを飲む。スタバを出た後はお土産の韓国海苔を求めて歩き回る。が、結局スーパーマーケットで購入。ホテルをチェックアウトしているため荷物が多く、観光に行くのも大変なので早めに港に行って飯を食べようと言うことになり港へ向かう。港のレストランでキムチチゲを食べる。そして乗船手続きを終え、時間が来るのを待つ。ここで今回の旅の相棒ともお別れ。次に会えるのはいつになるのだろうか、そんなことを考えながら手を振る。
帰りのフェリーの中ではビールを二本飲む。免税価格で安いのだ。そしてテレビに映し出されている千秋楽を楽しむ。白鵬が勝ったとき、船内は拍手の嵐だった。乗客全員が心を一つにした。さすがヒール朝青龍、負け方がうまいぜ、なんて思っていたら腹がゴロゴロしてきた。昼に食べたキムチチゲの唐辛子のせいなんだろうな。
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by lumacy140 | 2008-02-04 01:50 | 駄文・日記